αアンバサダー 日光ツアーに行ってきました

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11月5・6日と、ソニーが主催しているαアンバサダーのツアーで日光に行ってきました。
このツアー、2日間α7IIを借りてネイチャーフォトを専門とする写真家の林明輝さんと一緒に撮影が出来、宿泊は星野リゾートの界 日光(!)という実に太っ腹なツアーでした。
時期的には、どうせならα7IIRを…と少しだけ思ってしまうところですが、アンバサダーという役割上は性能的にスタンダードであるα7IIを体験するのが良いのでしょう。

さて、このα7シリーズですが、35mmフルサイズのミラーレス一眼カメラということで、従来のフルサイズの一眼レフ機の宿命であった「大きい・重たい・高い」を解消した(α7RIIから随分とお高くなりましたが…)画期的なカメラであります。
ソニーの方も、α7シリーズを発売して以降かなりシェアが伸びたと仰っていましたし、撮影会やイベントでもα7をお使いの方を多く見かけるようになりました。

撮影を始めて最初に感じたのは、やはり解像感の高さとフルサイズならではのボケやすさでしょうか。
近年はシャープな画質が好まれる傾向なので、例に漏れずカリカリに写る感じですが、キットレンズでもそれなりにボケてくれるので、立体感は出やすいです。
色味については、食事の時間にBRAVIAに写真を表示して講評を受けるという企画があるため、撮って出しで見せられるように撮影しなければいけなかったのですが、比較的素直な発色だったのでカラーモードもあまりいじらずに撮れてしまいました。

_DSC0991初代からIIになって搭載されたボディ側の4.5段の5軸手ぶれ補正も強力で、川の写真などは橋の手すりを利用しながらの手持ちでSS3.2秒で切っていますが、縮小すれば見られる程度には撮れています。
それと、教えて頂いた1枚ブラケットがなかなか便利で、1回のレリーズで露出を変えて3~5枚を連続して切る通常のブラケット撮影とは異なり、1回レリーズを押すごとに露出補正値が±0→+1→-1という風に変化するため、手持ちでも簡単に露出を変えながら何カットも押さえられるので今回は重宝しました。

総合的な感想としては、一般用途のフルサイズ機としては非常に優れたカメラだと思います。
軽量コンパクトながら、キットレンズでも十分ボケを活かしての撮影ができますし、コントラストAFに瞳AFモードもあり、無印なら位相差AFも使えます。
気になる点としてはバッテリーの持ち(ファインダー使用時:約270枚)とフィールドなどでの耐久性ですね。
一応、IIになって「防塵・防滴に配慮した設計」にはなったそうですが…。
それと、アダプターでAマウントレンズが使えるとはいえ、レンズの選択肢がまだまだ少ないところでしょうか。
Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA、FE90mm F2.8 Macro G OSSやZEISSのBatisといった魅力的なEマウントレンズも出ていますが、フルサイズ用レンズは価格的にどうしても高価になってしまうのが難点です。
個人的には、Ultra Wide Heliar IIがちゃんと使えるらしいので、Mマウントレンズ用に初代α7がちょっと欲しくなりました^^;

_DSC9959

ツアーの内容の話をすると、初日は午後スタートで戦場ヶ原方面を3カ所ほど回ってから宿である界 日光に到着。
非常に落ち着いた佇まいの建物ですが、天井・壁・建具などあらゆる部分に細かな細工が見られ、贅沢な空間という表現がぴったりの場所でした。
部屋の内装も窓からの眺めもとても素敵だったのですが、今回は夜の自由時間もずっと外で撮影していて、しかも翌日は朝5時出発だったため、残念ながら部屋にはほとんどいませんでした…。
というわけで、印象に残っているのは主に食事とお風呂です(笑)

_DSC0015

以前、個人で撮影に来た時は夕方には撤収したため、日光の夜は初めてでしたが、東京では見られないような素敵な星空が広がっていました。
また、翌日早朝の小田代ヶ原での日の出撮影も、天候に恵まれて幸運にも霧氷に包まれた小田代ヶ原に佇む貴婦人を見ることができ、2日間とも美しい自然の姿を堪能しました。
今回、特に印象的だったのは、プロのネイチャーフォトグラファーである林さんの自然への知識の深さです。
植物の種類はもちろん、どの時期にどのような気圧配置でどういった風が吹く…ということや、どんな何気ない写真からも自然の有り様をさらっと拾い上げてしまうところにプロフェッショナルの凄さと風景写真の奥深さを感じました。

というわけで、1泊2日の日光ツアーはとても有意義で楽しいものでした。
ツアーを企画して頂きましたソニー様にはこの場を借りて感謝申し上げます。